りゅうこつ座イータ星エータ星は太陽の90倍と30倍

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りゅうこつ座イータ星エータ星は、それぞれ太陽の90倍と30倍もの質量がある。そんな高エネルギーを持つ、りゅうこつ座エータ星イータ星について調べてみました。

りゅうこつ座のイータ星エータ星

りゅうこつ座のイータ星エータ星は正しく表記すると「りゅうこつ座η星」となり、なんと太陽の質量の90倍と30倍もの質量がある。そしてこのりゅうこつ座イータ星エータ星は、互いに回転運動を行いながら活動をしている連星系といった、変わった星の集まりである。

また、日本ではりゅうこつ座のイータ星エータ星<を「イータ(エータ)・カリーナ」と呼んでいる。りゅうこつ座は、主に南半球で見られる星であるが、日本でも北側の地域ではりゅうこつ座のほんの一部を見ることが可能である。りゅうこつ座の「竜骨」は、木造の船の心臓部分である竜骨という言葉からきている。 さて、このりゅうこつ座のイータ星エータ星の活動はかなり不審な点が多く、1900年代に突然猛烈な光を放って明るくなったり光を失ったり、そして再び極度に光を放つような様子が観測されている。1677年にはりゅうこつ座のイータ星エータ星はイギリスの天文学者であるエドモンド・ハレー氏によって0等級と位置づけられた。 エドモンド・ハレー氏は、日本でも有名な「ハレー彗星」の周期を研究した人物である。しかし、1841年になるとこつ座のイータ星エータ星は突如光を増して「-0.8等級」と位置付けられた。いきなりのりゅうこつ座イータ星エータ星の発光によって、超新星爆発が発生したのではないかという注目を集めた。 その後、1900年に入るとりゅうこつ座イータ星エータ星は、突然光を失って地球から肉眼で確認できない程の明るさになってしまい「8等級」と位置付けられ、そのりゅうこつ座イータ星エータ星が光を失った状態が実に約40年間続いた。それから2000年代に入った現在では、再びりゅうこつ座イータ星エータ星が光を強めて「6等級」という位置付けとなっている。

りゅうこつ座イータ星エータ星の等級がどれくらいなのか

りゅうこつ座イータ星エータ星の星の等級がこれまでで、「-0.8等級」から「8等級」まで光の強さが変化していますが、そもそも等級がわからないという方も多くいます。分かりやすく等級を説明すると、1等級変わると星の明るさが2.5倍変化するという事である。一般的に0等級がとても星の光の強さが強く、数字が上昇するにつれて光の強さが弱くなります。

そして、1等級と6等級では100倍もの星の光の強さが異なります。まとめると以下のようになります。

  • 0等級(1等級の2.5倍の明るさ)
  • 1等級(2等級の2.5倍の明るさ)
  • 2等級(3等級の2.5倍の明るさ)
  • 3等級(4等級の2.5倍の明るさ)
  • 4等級(5等級の2.5倍の明るさ)
  • 5等級(6等級の2.5倍の明るさ)
  • 6等級(7等級の2.5倍の明るさ)
  • 7等級(8等級の2.5倍の明るさ)
  • 8等級(9等級の2.5倍の明るさ)

ここで、りゅうこつ座イータ星エータ星が1841年に「-0.8等級」と位置付けられましたが、0等級よりも明るい星になると、次はマイナス表記で等級を表します。